富岡 樹
所属ジムREBOOT
生年月1997/4
出身埼玉県さいたま市南区
戦績4戦4勝(1KO)

11月11日(土)に開催される日本ユースライト級チャンピオン富岡樹(REBOOT)初防衛戦。全日本ボクシング協会主導で今年新設されたこのベルトの価値を高めるのは、初代チャンピオンと挑戦者達。幼さを残しながらもヒールな一面を隠さず、日々成長を続けている二十歳のチャンプに話を聞いた。

富岡 樹「ダンスのようなボクシング!」

※このインタビュー記事はBOXING MOBILEから独自に許可を頂いて記載させて頂いたものです。

■今の課題はなんですか。
富岡上のレベルでも通じるものは持ってると思うが、キャリアが課題。ベテラン選手とも一回やればだいぶ違うと思う。とにかく強いヤツらに勝って上に行きたいです。負ける怖さはある。だから、勝ち続けている。
■白鳥選手の印象はー。
富岡サウスポー対策はしてるけど、白鳥対策はしてません。全く対策はなしです。試合も見たことがありません。全て自分の方が上回ってると思います。白鳥はモデルとかやってるから、有名になってるけど、実力は伴ってない。名前だけ。
■初防衛戦の位置づけはー。
富岡勝って当たり前。ユースはとって当たり前。
■どんなボクシングを目指してますか。
富岡今のレベルで戦うには問題ないけど、憧れのメイウェザーにはまだまだ追いついてない。でも、スピードとディフェンスと度胸は高いレベルになったと思う。
■今年一番成長したところ
富岡8オンスの怖さもなくなった。少しガードを下げて戦う本来の自分のスタイルになってきた。

■KO率が低いことはどう考えますか。
富岡倒すことにこだわりはない。パンチをもらわないようにだけしている。KOにこだわりはないので、気にしてない。
■今ボクシングは楽しいですか。
富岡はい。高校生の時は練習をしてなかったけど、今は練習が楽しい。練習したことを吸収するのは早い方だと思うし、疲労もたまりにくいので楽しい。ボクシングが好きです
■改めて、意気込みをお願いします。
富岡白鳥には何も期待しないでください。殴り合いだけじゃなく、足を使って、ダンスのようなボクシングを見せたいです。
 日本ユースの設立によって、ユース世代の選手達がレベル差のある選手を相手にした”試し打ち”ではなく、プライドをかけてリングに上がる機会が増えた。新人王に続く登竜門として、新鋭達が大きく羽ばたくのを見守っていきたい。